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皆さんこんにちは。
今年のプロ野球の日本一が決まりもう今年もわずかになりました。
プレミヤ12でも日本が世界一になりテンションがあがっていました弥富です。
今回は野球をしている、していた方なら一度は耳にしたことがある「野球肘」について書いていきたいと思います。
野球肘とは・・・
野球肘は名前の通り野球の投球動作で肘に負荷がかかり過ぎて起こる、小中学生に多いスポーツ障害の一種です。
成長期に骨が障害されるため、肘の痛みのみならず将来に禍根(かこん)を残す骨変形をも合併します。
現在、甲子園に出場する投手は肘のメディカルチェックが義務づけられ、レントゲン検査など障害の程度によっては出場禁止にもなることもあります。
原因
ボールを投げるときには肘には大きな力が加わります。
速い球を投げたり、肘下がり、手投げと言われるような悪いフォームで投げたりすると、1回1回の投球で肘にかかる負担が大きくなります。また球数が多くなると負担が増えます。
1回の負荷があまりにも大きければ骨や靭帯が破損して「怪我」が起こります。球数が増えて肘の負担が大きくなれば「故障」が起こります。
内側側副靭帯損傷(内側型野球肘)と離脱性骨軟骨炎(外側型野球肘)
・内側側副靭帯損傷(内側型野球肘)
内側型野球肘の方が頻度が圧倒的に高く、特に野球少年が多く罹患します。
投球動作によって肘の内側に離れようとする力が繰り返しかかることによって発生し、成長が終わった高校生以降では骨と骨をつなぐ靭帯自体が損傷され、少年期には靭帯が付着している成長軟骨付近の骨成分が傷みます。
しかし、重症となることは少なく、多くの場合は安静にすることで軽快します。
・離脱性骨軟骨炎(外側型野球肘)
外側型野球肘は、肘の上の上腕骨と下の橈骨(とうこつ)が、投球動作でぶつかる力がかかり続けることで、雨だれがコンクリートをへこますがごとく、骨の表面にある関節軟骨を傷つけていきます。
これが進行して発症し、発生頻度は低いものの、どんどん悪化する場合は手術が必要となることもあります。
主な治療
主原因であるオーバースローのピッチング動作の休止を徹底します。
また、投球後のアイシングを徹底します。骨変化が認められる場合は、3ヵ月以上のスローイング動作の休止が必要です。
骨に変化をきたしている場合は、最低1-3年ぐらいのフォローアップが必要です。
遊離骨片によって肘がロッキングしている場合は、骨片摘出手術が必要となります。
ただしランニングやバッティングは可能であり、ポジション変更の等で対処することがほとんどです。
肩や肘の痛みで悩んでいる方、病院や整形外科に行きなかなか症状が変わらないかたなど気軽にご相談からでも受付ます。
お困りのかたは→03-6303-9193 ふどうまえ駅前整骨院
2019.11.22
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