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皆さんこんにちは!
急な寒さについていけずに風邪をひいてしまった弥富です。
今日はあまり聞きなれない胸郭出口症候群について書いていこうと思います。
胸郭出口症候群とは?
胸郭出口症候群とは簡単にいうと肩から手にかけて痺れをだしてしまうものです。
胸部には心臓や肺という大切な臓器が存在し、これを守るように胸骨・肋骨と脊椎骨(せきついこつ)によってぐるりと囲まれています。
この骨格および周囲の筋肉や皮膚によって胸壁ができあがっています。
この胸壁と、胸部・腹部とを分ける筋肉の膜である横隔膜に仕切られた入れものが胸郭です。
上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢と鎖骨下動脈は以下の部分を走行します。
・前斜角筋と中斜角筋の間
・鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙
・小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方
それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。
その絞扼(こうやく)部位によって、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群(過外転症候群)と呼ばれますが、総称して胸郭出口症候群と言います。
胸郭出口症候群は神経障害と血流障害に基づく上肢痛、上肢の痺れ、頚肩腕痛を生じる疾患の一つです。
診断
胸郭出口症候群は神経伝導検査、筋電図検査、血管造影検査、エデンテスト、ライトテスト、アレンテスト、アドソンテストと言った徒手検査でも判断することは出来ます。
しかし、これらのどの検査でも、胸郭出口症候群の診断を確定することや、その可能性を否定することはできません。
予防と治療
症状を悪化させる上肢を挙上した位置での仕事や、重量物を持ち上げるような運動や労働、リュックサックで重いものを担ぐようなことを避けさせます。
症状が軽いときは、上肢やつけ根の肩甲帯を吊り上げている僧帽筋や肩甲挙筋の強化運動訓練を行なわせ、安静時も肩を少しすくめたような肢位をとらせます。
肩甲帯が下がる姿勢が悪い症例には肩甲帯を挙上させる装具が用いられます。
病院では消炎鎮痛剤、血流改善剤やビタミンB1などの投与も行なわれます。
当院では原因となる神経や骨格の部分にアプローチして神経の通り道を確保し、しびれや痛みを軽減します。
手や肩のしびれ、痛みで悩んでいる方、病院や整形外科に行きなかなか症状が変わらないかたなど気軽にご相談からでも受付ます。
お困りのかたは→03-6303-9193 ふどうまえ駅前整骨院
2019.11.21
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