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あっという間に今年も、10月となり残り3ヶ月ですね。
みなさんはどうお過ごしでしょうか?
10月といえば、秋に近づいてくる季節ですね。秋といえば、『スポーツの秋』・『食欲の秋』・『読書の秋』などと言われますが今年はどんな秋にしたいですか?
様々な事が出来るように今回も旬な食材をご紹介します!!
10月の旬な食材は【しめじ・栗・銀ダラ・あさり・マスカット・】などが旬になります。
その中でも≪しめじ・銀ダラ≫をご紹介していきます。
☆しめじ
スーパーなどで一般的に販売されているしめじは本来のしめじとは別物で『ぶなしめじ』・『ひらたけ』の物を販売しています。
『ぶなしめじ』は石づきを取り除いて手でほぐして調理できる為、うまみ成分のアミノ酸が多く含まれています。
食物繊維が豊富に含まれていて、便秘の解消や肥満予防・動脈硬化の予防などの生活習慣病の予防効果が期待できます。又ビタミンB2やナイアシン・パントテン酸なども豊富に含まれており、栄養価の高い食材です。
・ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えるのに欠かせないビタミンです。
脂質が新しい細胞を作る手助けをする事で皮膚や粘膜などを健康に保つことができます。子供や胎児の発育を助ける働きがあることから【成長ビタミン】とも呼ばれています。
・ビタミンDはカルシウムの吸着を高める骨の健康に欠かせない栄養素です。魚介類やキノコ類に多く含まれていて食品から摂取するほかに日光に当たる事で紫外線により皮下で合成されます。又免疫力アップも期待できます。
・ナイアシンはビタミンの一種で糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わりエネルギーを作るのに欠かせない補酵素として働きます。
皮膚や粘膜の健康を保つ働きもあります。さらにアルコール分解にも欠かせないビタミンです。
・パントテン酸はビタミンの一種で補酵素であるコエンザイムAを作る原料となり、糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあります。
又ストレスを和らげる副腎皮質ホルモンの働きを助ける効果も期待できます。コラーゲン生成に関わっているビタミンCの働きをサポートして皮膚や髪の毛の健康を保つ効果もあります。
・食物繊維は不溶性食物繊維が豊富で腸の中で水分を吸い込んで膨らみ、腸を刺激することで便通を促して便秘の解消に役立ちます。又、発がん性物質やアレルギー性の物質を体外に排出する効果もあります。
不溶性食物繊維とは別の水溶性食物繊維は腸内環境を整える。血糖値の急激な上昇を抑える。コレステロールの吸収を抑制する。などの効果があります。
☆銀ダラ
銀ダラは米国では燻製として利用されていますが、日本国内では味噌漬けや蒲焼に使われることが多いとされます。
銀ダラは高級魚の部類でカナダやアメリカなどから輸入されています。銀ダラは別名『ナミアラ』・『ホクヨウムツ』と呼ばれており幼魚は海面付近を回遊しています。2~3年を経過すると深海に生息するようになります。
銀ダラを食べる事により脳の働きを保つのを改善したり、血栓の形成を防いだりします。又骨を丈夫にする働きがあると言われています。動脈硬化の予防にも有用とされています。
栄養はドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA・IPA)・ビタミンA・ビタミンD・ビタミンEなどがあります。
ドコサヘキサエン酸(DHA)はアレルギー症状であるアトピー性皮膚炎の改善に有効です。又コレステロール減少・ガンの予防に有用でもあります。さらに、神経組織や情報伝達の作用を保ったり、学習能力や記憶力を高める働きがあるとされています。
エイコサペンタエン酸(EPA・IPA)はアレルギー症状である喘息・アトピー性皮膚炎を緩和させるのに有効です。その他にもガン・高血圧・動脈硬化の予防に役立つとされています。
今月も栄養がある食材を食べて楽しい秋にしましょう!!
2022.10.1
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